ある日、頭を触るとポツンとハゲた部分がある。
円形脱毛症のはじまりです。この円形脱毛症は経験した方はお分かりかと思いますが、とてつもない不安が襲ってきます。

精神的にかなりのストレスが原因で円形脱毛症にもなりますが、この円形脱毛症は他にも脱毛の症状の種類があります.

円形脱毛症はストレスが無くなれば自然に髪がまた生えてきやすいのですが、全頭型の様な脱毛症に発展する場合もありますので全頭型の脱毛症になるとなかなか髪が生えてきませんので注意が必要です。

今回は円形脱毛症について解説していきます。

 

円形脱毛症の種類と原因

 

身体が外的から身を守る為の免疫機能何らかの異常が生じて髪の毛を破壊してしまいそれによって髪の毛が抜けてしまう自己免疫疾患のひとつになります。 
原因がなぜ起こるのか中々分かりにくい脱毛症のひとつになりますが殆どが精神的なもので起こる場合が多いようですが、毛周期の異常、自己免疫疾患、内分泌障害、自律神経障害なども原因と考えられています。


現在は自己免疫疾患を原因と考えることが主流となっています。

細菌やウイルスなどの外敵から身を守る自己免疫ですが、その働きをもつリンパ球が誤って成長期の毛包を攻撃して破壊してしまうため、毛包が縮んで休止状態になってしまいます。

味方であるはずのリンパ球が攻撃してくるという自爆行為が体の中で起こっているのです。

この自己免疫機能の異常が円形脱毛症の原因と考えられているのですが、なぜこのような異常が起こるのかは、色々な書籍関係、医療機関でも残念ながら分かっていません。

一般的に極度のストレスが円形脱毛症の原因と思われることが多いようですが、ストレスと円形脱毛症との関係ははっきりとしたメカニズムが解明されてはいません

一時的なショックや鬱、神経症に関連して発症するのが円形脱毛症になりやすいとも言えます。

 

 

円形脱毛症には大きく分けて5つあります。

 

円形脱毛症の種類には様々な症状がありますが、代表的な円形脱毛症の種類になります。 

■単発型 10円ハゲと言われる円形の脱毛で脱毛部位が孤立しているタイプになります。
突然、頭髪に円形または楕円形の脱毛斑が出来ていて、円形脱毛症の中では最も多くみられるタイプだといえます。脱毛は髪だけではなく、眉毛や体毛などにも発生する場合があります。

■多発型 円形脱毛の部位がいくつもでき、ときには隣接して脱毛部位が繋がるタイプ。適切な治療を行っても、完治まで半年から 2年くらいかかる場合が多いと言われています。

■全頭型 髪の毛の殆どが抜けてしまうタイプ。

■汎用型 髪の毛以外にも全身の毛が抜けてしまうタイプ。

■多発融合型 多発型が進行したタイプで円形脱毛症があちこちで繰り返し起きてしまう。

 

徐々に髪が抜けて頭全体が薄くなるびまん性と後頭部から側頭部の生え際に帯状に脱毛するタイプもあります。

また、円形脱毛症の80%以上は単発型か多発型になります。
円形脱毛症になるほとんどが20歳未満に発症するといわれています。

その他の脱毛症の症状は精神的な不安などの原因がなくなれば、半年から一年くらいで髪が生えてくる事が多いです。

 

円形脱毛症のメカニズム

 

10円ハゲと言われる円形脱毛症はストレス型が殆どですが、小さな面積の円形脱毛症は人間の自然治癒力もありますので自然に治るのが殆どです。

また円形脱毛症は毛根の炎症も原因になると言われています。

先にも記載しました全頭型脱毛症や汎発性脱毛症も毛根の炎症で起こる事があります。

こちらにはリンパ球が毛包を攻撃することについて記載されています。

毛根で炎症が起きると、リンパ球や他の白血球が血管内から毛根を攻撃するために、組織へ出て行きます。
これらの細胞は異物と戦うための武器である活性酸素やタンパク分解酵素を持っています。

白血球が毛根の組織に出て行く際に、これらの武器で血管を傷つけてしまいます。

知覚神経を刺激すると、知覚神経からカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質が放出され、これが血管を活性化し、そこでプロスタグランジンという物質を作らせ、プロスタグランジンとCGRPが協力して近くの細胞にIGF-1を作らせます。

炎症が起きた部分では、IGF-1が作られにくくなり育毛が阻害されます。

円形脱毛症では、このような毛根の炎症により脱毛が起こります。

薄毛の食卓参照より

 

他にもある脱毛症のメカニズム

 

全頭型脱毛症のメカニズムは最初はコイン型の円形脱毛症ですが、次第に円形脱毛症の数が増え、そして融合して広い範囲で脱毛症が起こります。

さらに重症化すると数本のみ髪の毛を残してほとんどの髪を失う全頭脱毛症になります。

まだ詳しくメカニズムがわかってないようですが、毛根を自分のリンパ球が攻撃するために起こる毛根の炎症反応が原因とも言われていますが有効的な治療法がないのも大きな悩みとなっています。

 

炎症性脱毛症のメカニズム

 

頭皮が炎症を起こして脱毛する症状で、日常生活で起こる可能性が高いのが接触性皮膚炎と脂漏性皮膚炎になります。

接触性皮膚炎パーマやカラーリング剤の刺激の強い薬剤が頭皮につく事が原因で起こります。

脂漏性皮膚炎は頭皮や鼻の皮脂分泌が多いところでおきます。
皮膚にいる真菌が皮脂を分解する事で出る物質が皮膚に刺激を与えて発症します。

強い痒みが出たり、大量のフケが出たりますので脂漏性皮膚炎と感じたら早めに皮膚科に行く必要があります。

 

外傷性脱毛症のメカニズム

 

ポニーテールなど髪を強く引っ張ったり、頭皮を強く圧迫することにより髪が抜けます。

ヘルメットを被り続けていたりして髪が薄くなるのもこの外傷性脱毛症になります。

 

円形脱毛症の治療方法はどうするか?

 

円形脱毛症の治療には基本的に自分で判断して自己流の育毛方法を試すと逆効果になりさらに脱毛の進行を招く恐れがあります。

 

専門医の診察が円形脱毛症の場合は発毛の近道になります。

 

ここで2010年に記載された公益社団法人日本皮膚科学会のガイドラインがありますのでこのガイドラインは治療に関しての医薬品についても記載されていますので参考にしてみてください。

 円形脱毛症診療ガイドライン2010 – 公益社団法人日本皮膚科学会

ガイドラインの治療法を解説しますとこうです。 

脱毛症が始まってからの期間と脱毛面積に応じて治療法を決めていきます。


脱毛が始まったばかりで小範囲しか脱毛していない場合は、ステロイド剤塩化カルプロニウムなどの外用療法やグリチルリチン、セファランチンの内服療法で様子をみます。
セファランチンは市販の育毛剤にも使用されている成分です。

狭い範囲ですが経過が長引くようなら脱毛部にステロイドを局所注射する治療法や雪状炭酸圧抵療法もあります。
ステロイドの局所注射は痛みを伴うことと、副作用として注射したところがへこんでしまうことがあり得ること、注射部分にだけ毛が再生することが難点で、広範囲な場合は不適当な治療です。

雪状炭酸圧抵療法はドライアイスで脱毛部を軽く冷却する方法です。
急速に拡大する場合はステロイドを内服すると難治の場合もかなり効くことがありますが、数ヶ月以上も続けると糖尿病などいろいろな副作用が起きますので、2~3ヶ月で内服を中止して、抜けてしまう場合は再び内服することはできません。
また子供さんには成長障害を引き起こすことがあるので、使用できません。
 広く脱毛して6ヶ月以上も続いている場合は、局所免疫療法が適応となります。
局所免疫療法は、かぶれを起こす特殊な薬品(SADBE、DPCPなど)を脱毛部に塗って、弱いかぶれの皮膚炎を繰り返し起こさせる治療法です。
1~2週に1回行います。

有効率は60%以上で、現在最も有効な円形脱毛症の治療法です。

脱毛症 Q9 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会) より抜粋

 

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